むちうちについて
むち打ちは、交通事故の衝撃などによって首が大きく曲げられて、筋肉や靱帯が傷ついてしまうことから起こります。ただ、筋肉や靱帯などの傷はレントゲン写真やMRI画像などには写らないため、西洋医学では原因を特定することができないこともあります。しかし、患者さん自身は「頭痛がする」「肩が重い・痛い」「耳鳴りがする」といった症状を訴えてきます。
大きな衝撃を受けた後に起こる原因不明の頭痛・肩こり・めまい・耳鳴り・眠気・吐き気・手足のしびれといった症状を、西洋医学では「むち打ち症」と呼んでいます
治療について
むち打ちの治療は程度にもよりますが、痛みが強い場合はまず炎症を取り、首を安静な状態に固定することが重要になってきます。
具体的には、痛めた部位の炎症を取るために動きを確認しながらハイボルテージという種類の消炎鎮痛効果の高い電気治療を行い、その後、頸椎カラーやテーピングで固定します。
筋肉や靭帯は強い衝撃を受けてしまうと一定期間痛みと緊張が取れづらい状態が続いてしまいます。この期間が長くなればなるほど、痛めた周りの筋肉も硬くなってしまい治療期間も伸びてしまいます。そのため、まずは炎症を取り、患部が出来るだけ早くリラックスできるように治療していきます。この時期にむやみにマッサージをしてしまうのは逆効果なので気を付けましょう。
炎症が治まったら、本格的な治療に入ります。初期に首を安静にしていたことで、筋肉や靱帯の損傷は回復しますが、代わりに柔軟性が失われてしまったり、自由に動かなくなったりするのです。それを元通りにするために、温熱療法やマッサージなどを行っていきます。
さらによつば鍼灸整骨院では、患者さんの体質や症状に合わせた全身治療を行います。
むち打ちで衝撃を受けたのは首だからといって、首だけを治療すればいいのではありません。
人間の体は全部つながっています。傷を受ければ患部をかばおうとして、ほかの部分の筋肉や靱帯に負担がかかってくるのです。骨格にゆがみが出てくることもあるので、全身のバランスを見ながら治療を進めていかなければなりません。
だからこそ、患者さんひとりひとりに合わせた丁寧な治療が必要になるのです
むちうち | 郡山市の交通事故治療ならよつば鍼灸整骨院記事一覧
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